福岡市プロジェクト「福岡100」noteはじめます
・noteはじめます
はじめまして、福岡100公式note編集部です。
今回、みなさまへ福岡市のプロジェクト「福岡100」に関する情報を新たな形でお届けしたくnote上でアカウントを立ち上げました。
このnote立ち上げのお話の前に、私たちの「ミッション」についてお話したいと思います。
・福岡市はこのまま「元気な街」でいられるか?
「福岡市は勢いがある、元気な街だ」
こんな嬉しい言葉を市内外の方からたくさん頂きます。
令和2年の国勢調査では、人口増加数、増加率ともに政令指定都市の中で最大となりました。
しかし、この「勢い」や「元気」は、未来永劫続くものでしょうか?
実は福岡市もまた、日本の他地域と同様、乗り越えなければならない「大きな壁」が目前に迫っています。
・「大きな壁」とは何か。
今後、平均寿命が延び、団塊世代と呼ばれる方々が75歳以上になるなど、高齢者は急速に増加しますが、子どもや働く人は大幅に減少するといった「人口構造の変化」に直面します。
医療や介護のニーズが大幅に増加する一方で、税金や年金保険料を払う働く現役世代の数が増えないことで医療福祉財源が伸び悩み、市民一人ひとりの医療福祉の負担が急増するという大きな問題を抱えることになるのです。
・「長寿を心から喜べる未来へ」
いまや日本の平均寿命は男性がおよそ81歳、女性は87歳。
100歳を迎えることが特別ではなくなる時代——「人生100年時代」の到来もあながち遠い未来ではないかもしれません。
長寿は本来、とても喜ばしいこと。
それが社会システムのせいで喜べない未来は、絶対に避けなければなりません。
そこで、必要な医療やサービスが受けられ、健康で⾃分らしく暮らしていける「個人」の幸せと、持続可能な制度や仕組みが構築された「社会」の幸せ、どちらも両立できるまちをつくるべく、福岡市がスタートさせたのが「福岡100」プロジェクトです。
「人生100年時代」の到来を見据え、一人ひとりが心身ともに健康で“自分らしく”暮らせるまちをつくる。
これが私たちの「ミッション」です。
・「福岡100」がnoteをはじめるワケ
「福岡100」プロジェクトは、これまで、医療・介護・健診等のビッグデータを住民情報に紐づけたプラットフォームの構築やシニアや認知症の方の活躍の場の創出、健康づくりの3要素である「睡眠」の意識変革に向けて市内の賛同企業とともにお昼寝を推奨するプロジェクトを実施するなど、様々な事業を、行政だけでなく大学や企業などたくさんの方々と“オール福岡”で取り組んできました。
この「福岡100」プロジェクトを今後さらに進めていくためには、もっと多くの市民の方や、市内にお勤めの方、福岡市に関心を寄せてくださる方々の力(エネルギー)が欠かせません。
みなさま一人ひとりのアクションがムーブメントとなり、まちが動いていきます。
「福岡100」プロジェクトでは、みなさんが参加できる様々なイベントやセミナーなどを開催しています。
ただ、今自分に関心があるものでないとなかなか参加には至らないものです。
しかし、これまで全く関心がなかったことも、実際に参加したり、体験してみると急に興味が湧いたりすることもあります。
ですから、福岡ゆかりのクリエイターなどアクティブに活動する方々に、実際に「福岡100」の事業を体験して頂いて、感じたことや気づきをリレー形式でこのnoteに綴って頂こうと思っています。
このnoteの記事を見て、感じて、そしてそれがみなさんの人生100年時代を生きていく上での新たなチャレンジの「きっかけ」になることを私たちは願っています。