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障がい者施設商品のアンテナショップ「ときめきショップ」でARNEアンバサダー大戸ちえさんがお買い物!

西鉄薬院駅直結の「ときめきショップ」では、福岡市内54の障がい者施設で作られたお菓子や雑貨、アート作品などが販売されています。二児の母でもある大戸さんが予算5,000円で選んだ商品とは?お買い物の後は障がい者施設にも訪問し、魅力あふれるアートの制作現場を見学しました。

お役立ちアイテム満載の“家庭のコンビニ”

店内にはクッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子をはじめ、ハンカチやピアス、スマホケース、箸置きなど、バラエティに富んだ商品が並びます。品数はなんと約1,000種類!ハンドメイドの一点物も多く、訪れるたびに一期一会の出会いがあります。


今回、お子さんたちと一緒に来店した大戸さん。まずは食品コーナーで気になる商品を物色します。

大戸:おだしにきな粉、乾物まで!こういうものってつい買い忘れちゃうことが多いから、すごく助かります。コーヒーは自家焙煎のものが揃っていますね。パッケージのデザインや豆の種類も色々あって、選ぶのが楽しい!お菓子も手作りで安心だし、全部美味しそう…。

焼き菓子はお子さんセレクトの2点に絞り、フロランタン(150円/共同作業所「はな」)とラズベリークッキー(250円/ひまわり園)に決定。その他、国産の厳選素材を使った無添加のあごだし(420円*/風ひかり作業所)、あの有名な「久山珈琲」のコーヒー豆(994円/ほのぼのHaKaTa)、苺をたっぷり使用したスムージー(842円/よつば)を選びました。
(*価格は取材時点のもの。R5.4月以降480円。)

次は雑巾や給食セットなど、新学期準備に役立つ商品が並ぶコーナーへ。ここでも大戸さんの嬉しい悲鳴が。

大戸:ランチョンマット〜!!娘が幼稚園で使うんですけど、どこを探しても大きなものしかなくて、このサイズが欲しかったんです。うわ〜!刺繍入りの雑巾も!雑巾ってなかなか可愛いものがないんですよ。お友だちとかぶらないのもいいですね。

大戸:ペンケースも可愛い!このサイズ感だったら子どもの鉛筆入れにちょうどいいですね。こういうのも探してみるとなかなかないんです。私の心が読めるんですか?ってくらい、ピンポイントで応えてくれる商品ばかりで嬉しいな。子育て家庭の強い味方ですね。

ここでも悩みに悩んだ結果、息子さんは恐竜柄の雑巾(200円)を、娘さんはピンクのランチョンマット(500円/共に障がい福祉サービス事業所Well)を選びました。

その他、石けんやカレンダー、アクセサリーなど、ちょっとしたギフトに◎なアイテムも充実しています。

大戸:クリアファイルとポストカードも悩むな…。このイラストも全て施設で描かれたものなんですよね?どれも可愛くて、見ていてほっこりします。あとは石けんと娘のヘアアクセを選んだら、もう予算ギリギリかも?

1枚ずつ絵柄が異なる一筆せん(350円/ひまわりパーク六本松)、リピーターが多いという人気の洗濯石けん(110円/風ひかり作業所)、キュートなヘアゴム(800円/ねおん)&ヘアピン(300円/多機能つむぐ)を娘さんがセレクトし、お買い物終了。

今回の戦利品はこちら。合計金額は4,916円でした。お見事!

大戸:欲しいものがありすぎて選ぶのが大変でした(笑)。スーパーやコンビニにも必需品はたくさんあるけど、それよりももっと楽しくて、ちょうど今欲しいものが手に入る感じ。子育てに役立つアイテムも豊富だし、私たちの生活に寄り添ってくれる“家庭のコンビニ”ですね。

店内のアートも購入可能。印象的な虎の絵画は「ひまわりパーク六本松」の松田祐一さん作。

アートで広がる新たな可能性

お買い物の後は、アート活動に力を入れている障がい者施設「ひまわりパーク六本松」へ。

障がいのある利用者が絵画や刺繍などの作品を制作していて、「ときめきショップ」の商品だけでなく、ギャラリーでの展覧会や、公共施設・大手企業とコラボしたアート企画なども幅広く手がけています。

作品のテーマは自分で決めることもあれば、与えられた課題から発想することもあり、色鉛筆や水彩、油性マジックなど思い思いの画材を使って、個性豊かな作品を生み出していきます。


利用者全員がアート活動に携わっていますが、中には絵を描くのがあまり得意ではない人も。それでも、完成した時の達成感や認められた時の喜びを味わうことで、少しずつ創作意欲が育まれていくと言います。

またイベントを通して地域の子どもたちと触れ合えたり、社会とのつながりが生まれるのもアートの魅力。こうした創作活動の積み重ねが、利用者一人ひとりの可能性を広げていきます。

「ときめきショップ」で存在感を放っていた虎の絵画の作者・松田祐一さんにも会うことができました。

大戸:松田さんはいつから絵を描いているんですか?

松田:2009年くらいからです。うまく描けると嬉しくて、どんどん絵が好きになっていきました。

大戸:絵のアイデアはどんな時に生まれるんですか?

松田:本や画材を見ていると、描きたいものが思いつきます。

大戸:今描かれている亀の絵も素敵ですね。次に描いてみたいものはありますか?

松田:高い建物の絵を描いてみたいです。東京タワーのような大きなものもいいですね。

大戸:私はさっき松田さんのイラストが入った一筆せんを買ったのですが、どんな時に使ってほしいですか?

松田:電話の時のメモとか何にでも。ぜひ自由に使ってください。

施設の前で松田さんとパシャリ。最後に、今日の感想を大戸さんに伺いました。

大戸:「ときめきショップ」の商品はどれも魅力的で、選ぶのが楽しかったです。売り上げは障がい者施設を通して利用者さんに工賃として支払われるそうですが、お買い物中は“支援”っていう意識は全くありませんでした。実際、私のような人の方が多いんじゃないかなと思います。いいものを作る人がいて、それを好きになる人がいて、美味しく食べて、学校で使って、お部屋に飾って、みんなの生活が豊かになる。すごく自然で素敵な循環ですよね。まだまだ気になる商品がたくさんあったので、またお買い物をしに行きたいと思います!今日はありがとうございました。

季節物や一点物など、ここでしか手に入らない商品が揃う「ときめきショップ」。ぜひ一度訪れてみてくださいね。

ときめきショップ
福岡市中央区渡辺通2-6-1西鉄薬院駅ビル
TEL 092-733-8050
営業時間10:30〜19:00
定休日 火・日・祝日・年末年始
https://www.instagram.com/tokimeki_ff/
https://tokimekiweb.com/

障がい福祉サービス事業所 ひまわりパーク六本松
福岡市中央区桜坂1-10-59
■商品は下記オンラインショップでも購入可能
https://minne.com/@peaceplant/
https://www.pippoec.com/shopbrand/peaceplant/

ライフスタイルマガジン「ARNE」でもときめきショップが紹介されます!(令和5年5月10日12時公開予定)
https://arne.media/pr/376759/

プロフィール
大戸ちえ/タレント
福岡県出身。ローカル番組でリポーターとして活動後、Jリーガーの福田晃斗と結婚し二児の母に。福岡の情報を発信するライフスタイルマガジンARNEでは、アスリート飯で培った知識を詳しく公開中。
【保有資格】ナチュラルフードコーディネーター、アスリートフードマイスター2級、腸活プランナー
https://arne.media/