「自分が生ききる」その瞬間、瞬間を意識して大切なことを見失わない。小林信翠さんの最終段階までの道
◆#100レター vol.4 小林信翠さん
◆「よく生きたな」と自分へのメッセージ
——100歳の自分に手紙を書くという企画について、まずどんなことを考えられましたか?
リアルに100歳の自分というのは想像できなかったですね。一昨年、母親が76歳で亡くなり、そんなに長く生きられるかなと…。だから年齢はさておき「自分が生ききる」最終段階くらいを想像しました。
——具体的にはどんな段階ですか?
自分のことは自分でできるぐらいで、まだ会話ができる段階です。
——そこに焦